監修 つかさ歯科クリニック

痛みに配慮した矯正治療

痛みの少ない治療を目指します

「歯列矯正治療は痛い」そんな話を聞いたことはないでしょうか。確かに、歯列矯正治療は、矯正装置の圧力で歯を移動させていきますから、治療中に痛みをまったく感じない訳ではありません。しかし、その痛みは皆さんが想像されているような強い痛みではないと思います。現在の矯正治療は以前とは異なり、痛みを堪え忍ぶような治療ではなくなってきています。最適な矯正装置、形状記憶合金ワイヤーなどを用いることにより、痛みの少ない矯正治療を選択することができます。

矯正治療の痛みの原因

​歯に力をかけて、歯を移動させることが矯正治療です。歯は、歯槽骨という骨に支えられています。そして、歯と歯槽骨の間には歯根膜というクッションのような組織があります。

歯に矯正力が加わると、「破骨細胞」という歯の周りの骨を溶かす細胞と、「骨芽細胞」という新しく骨を作り出す細胞が活性化します。歯を支える歯槽骨が破骨細胞により破壊されたり、骨芽細胞によりつくり出される際に、歯槽骨(顎の骨)の内部では炎症が起きます。この炎症が痛みの原因になるのです。

痛みを減らす為の取り組み

マウスピース型矯正装置の導入

マウスピース型矯正装置は、ブラケットワイヤー矯正装置と比較して痛みが少ないと言われています。その理由は、1個のマウスピースで歯を動かす移動量が0.25mm以内になっており、過度な力がかかりにくいことです。新しいマウスピースに交換した直後は、締め付けられるような感覚がありますが、通常は数時間で消失します。

できるだけ弱い力で歯を動かす

歯は強い力で動かせば早く動くわけではありません。歯を効率的に動かすには、弱い力を継続的にかけることが有効です。そのため、当院では超弾性ワイヤーを使用しています。超弾性ワイヤーは、形状記憶合金で出来ており、バネやゴムのように「しなる」といった特徴があります。

ワイヤーに理想的な歯列形態を記憶させてから、歯に装着します。体温で温められたワイヤーはゆっくりと元の形に戻ろうとします。形状記憶合金ワイヤーが弱い力で優しく歯を動かしていくので、歯根膜への圧力が軽減され、あまり強い痛みを感じることはありません。

初めてワイヤーを装着する際は、最も細く力の弱いワイヤーを使用します。その後、歯の移動に併せて、徐々にワイヤーの力を強くしていきます。

診療時間

 
午前09:30-13:00
午後14:30-19:00

▲----土曜:午前9:30-12:30 / 午後14:00-17:00

●----第1水曜、第3水曜のみ診療

休診日 :第2、4、5水曜・日曜・祝日

アクセス

阪神電鉄「鳴尾・武庫川女子大前駅」より徒歩5分。

電話でのお問い合わせ

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